線引きと声トキは毎日やるといいよ!
Kさん
Kさん
高濱先生の講演会でパンフレットをもらったことです。
受験科が5年生からで、本科もあるので受験をしないとしても転塾しなくていいところです。
早寝早起きです。
6年の1月中旬です。
国語の線引き。線引きをする前は適当に文章を読んでいたことに気が付きました。
*線引き=読解問題に線を引いて精読する道場の学習法。
「やればできる子」と言われたことです。
「落ち着けばできる!!」という言葉です。
自学室でいつでも質問しやすいところがよかったです。
両親のおかげで色々なことをさせてもらうことができるということ。そして、努力は実るということです。
朝道場、自学室のおかげで毎日自分から机に向かう習慣がつき、時間の管理も少しできるようになりました。
成長する場所。
学習面だけでなく、生活面などでも、子どもの個性に合わせて親身になってご指導いただける場でした。
国語の線引き、理社の声トキは大切!!毎日やっておくといいよ。
*声トキ=問題を見て、答えを声に出して答えていく学習法
3年間、笑いあり涙・涙・涙ありのでこぼこ道を進むことができたのは、道場の先生方のおかげです。受験勉強だけでなく、いろいろな問題に親身になってくださったことは、母だけでなく息子たちなりに感じており「受験をしてよかった。道場、学校いろんな人とのご縁に感謝だよね。ありがとう」と。「そんなこといったっけ?」とすぐに言いそうですが、そう言えるくらい成長して嬉しく思い、少しずつ手を離れていくんだなぁと寂しくも思っております。
ハラハラドキドキでしたが、笑って語れる『ほかにはない彼なりの中学受験』でした。大変おせわになり、ありがとうございました。
Kは元気いっぱいで、幼さも残っていますが、周りから可愛がられる子です。
授業は休まず、6年生では授業のない日も自学室にきて質問することが習慣になりました。
ある日、彼がお母さまに小さな嘘をつきました。大した嘘ではなかったのですが、それまでの嘘へのイライラや、同時にお兄さんも高校受験を控えていたこと、お父さまの単身赴任などもあり、当時のお母さまは冷静でいることが難しい状況でした。
「もうおしまい。お世話になりましたって先生に言いなさい」と画面の奥からお母さまの声が響きました。まずいと感じ、緊急面談を実施。このときのK、お母さま、私の三者面談は11月28日、29日の二日間にわたるもので、ここでお母さまが何ℓの涙を流したかしれません。それこそ涙涙涙でした。
Kはお調子者でしたが、学力は着実に伸びていることを私は知っていました。
お母さまの穏やかな心と、粗削りでも意欲があるKの学ぶ力の歯車がかみ合えば、絶対にうまくいくと確信していたので、その面談の最後にはKとお兄さんを呼び、「二人がお母さんを安心させなければいけないよ。二人が守るんだよ」と、一緒に暮らすお母さまを大切にするよう伝えました。
その後のKは、少しずつ生活面でも勉強面でも一人前の受験生に近づいていきました。そして迎えた2月1日。見事に第一志望校合格を勝ち取りました。のみならず、特待合格を目指し、翌日以降も受け続けるガッツを見せるほどでした。入試本番を楽しんでいる雰囲気さえありました。
受験を終えたKとの電話で印象に残っている言葉があります。
「やるときはやるんですよ、ぼく。」
思わず笑ってしまいましが、冗談のようであり、真実でもあるこの言葉に、改めて唯一無二のKらしい良い受験だったと感じてなりません。